2014年08月25日
皆さんこんにちは。まずもって先日のスマートファクトリーショールーム4周年イベントに116社211名の非常にたくさんのお客様にお越しい頂き誠にありがとうございました。
この場を借りてお礼申し上げます。
さて今回は、当日お越し頂いた方にはまとめの意味で、またご参加できなかったお客様には当日展示させて頂きました。目玉商品のご紹介をさせて頂きます。
今回のイベントのテーマは「LOHAS的な工場」です。
“LOHAS”の定義は非常に広義であり、様々な解釈がありますが、メンテンナンスを行い、消耗品や破損部品を交換する事によって、より長期的に機器を使用し続けることも“LOHAS”になるのではないかと考え、エアーブースでは工場でたくさん使用されている付帯設備に着目してその消耗品やメンテナンス方法をご紹介させて頂きました。
まずは、機器の手前に設置してある事の多い、いわゆる“3点セット”に使用されているレギュレーターやフィルター関係です。
続いて、ドライヤー等に使用されているジスク式のトラップです。
3つ目は照明についてです。従来の蛍光灯や水銀灯からLEDに移行する事によって使用するエネルギーを削減できることは、ほとんどの方がご存知の事ですが、必要照度は時間や天候、季節によって様々です。従来この“明るさを適正に保つ”事が出来ていませんでした。照明もまた、明るさ=エネルギーを適正に保ちLEDの特徴である長寿命を最大限に生かす事も“LOHAS”と言えるのではないでしょうか。
今回ご紹介させて頂きました展示物は引き続きショールームに展示させて頂きますので、当日ご都合のつかなかった方や、再度ゆっくりご覧になりたいお客様は是非ショールームにお越しください。
また、今後も皆様に有意義な情報をお伝えできる様、努力してまいりますので、メルマガ及びショールームをよろしくお願い致します。
次回からは“コンプレッサーの現状把握”について考えるをお送りします。
2014年07月25日
LOHAS的な考え方で、工場の照明に“持続可能性”を持たせるためには
どういった方法があるのか?
景気や生産状況、日の出から日の入りまでの必要な明るさは常に変わっていくので工場照明はちょうどいい時もあれば無駄に明るくなっている時もあるなど、適切とは言い難いが様々な事情で「そうなっている」場面は多々あると思います。
LED照明にすることで絶対的な電気使用量は下がりますが、状況に応じて明るさを最適化したいという目的は果たせないのがこれまででした。
移動や増設など追加投資をしなくても状況に応じて明るさを簡単にメンテナンスできることでLEDの長寿命を最大限に生かせる状態が“持続可能性”があるのではないかと考えます。
それを実現するのが今回ご紹介する遠藤照明(株)のLED照明「Smart LEDZ」です。
SmartLEDZは、LED照明を1台毎に調光制御できるシステムです。
職場の状況変化に応じて最適な明るさ設定と、電気代削減を両立する画期的なシステムです。調光制御は専用タブレットのタッチパネルで簡単に操作でき、特別な施工も必要ありません。
・信号線不要にて、器具の取り替えだけでOK!
従来、既存の非調光空間に調光設備を導入する場合、信号線の追加工事が必要でこの費用が最大のネックでした。Smart LEDZは、既存の電源配線をそのまま利用することが可能なので、導入コストを削減可能です。※ゲートウェイなどの配線工事は別途必要です。
・電力量約70~82%削減可能!
1%単位での調光、初期照度補正・昼光利用・スケジュール制御機能・カレンダー機能・人感センサー・個別制御これらSmart LEDZの制御機能によって既存照明の無駄な明るさを省いてさらに省エネ!
・最大2000台の水銀灯型、蛍光灯型など様々なLEDを調光可能!
・タッチパネル式のタブレット型コントローラは自由に持ち運び可能!
・照明配置を図面上にビジュアル化して表示!
画像を取り込んで照明器具をシンボル配置して直感的な操作で明るさ設定できるのでストレスなく操作可能。
無線で調光できるという画期的な特徴をもったSmart LEDZですが、文字だけではこのシステムの感動が伝わりません。指先ひとつで明るさを変更できるのを目の当たりにすると間違いなく“おっ”と驚きの声が漏れてしまします。
8月22日23日のイベントでは実際に調光できるデモ機を動作展示致しますので、是非とも実機を操作して無線調光を体感してください!
2014年06月25日
皆さんこんにちは。
前回少しお知らせしましたが、来る8月で当社スマートファクトリーショールームは4周年を迎えます。そこで、今年も4周年のイベントを行う事になりました。
テーマは“LOHAS(ロハス)な工場”です。もちろんイベントとなりますので今年もちょっと変わった展示品を準備しておりますので是非ご期待ください。
また、このメールマガジンでも今回及び次回の2回はこのイベントで展示する内容の一部をご紹介させて頂きます。
(クリックにて拡大)
“LOHAS”と言っても非常に解釈には幅があり、正解がなく漠然としています。
では、このキーワードから当社がお客様にどのようなご提案ができるかと考えたところ、1つの答えは“メンテナンス”に行き着きました。
調子の悪い機器を更新し、その際に高効率の機器に変更するのも確かに“LOHAS”の中の省エネに繋がりますが、適正なメンテナンスを行い、可能な限り使用する事や、製品そのものの寿命を延ばすも“LOHAS”的な考え方になるのではないでしょうか。
今回はエアー設備の中の見落とされがちな付帯設備に着目し、どのような事が“LOHAS”につながるかを考えてみたいと思います。
1つ目はエアートラップの紹介となります。
蒸気設備と異なり、注目される事は少ないですが、下の様なドレントラップを現場でよく見かけます。
このトラップはジスク式のトラップとなりますので、排出能力はたかいですが、系内のドレンの有無に関係なくエアーを間欠的に放出してしまいます。また、経年劣化により不必要に放出回数が増える場合があります。この防止策やメンテナンスをどのように行っていますか??
いつもであれば、方法や効果の程をご紹介しますが、この内容は8月のイベント会場にてご紹介させて頂きます。
2つ目は・・・
レギュレーター等の付帯設備となります。
コンプレッサーは工場によって設置台数は異なりますが、そんなにたくさんは設置させていないと思われます。しかしながら下の様なレギュレーターやフィルターは機械1台に1セット(それ以上)設置している場合が多いと思われます。この付帯設備基本的には定期的なメンテナンスはあまりいりませんが、これらを怠るといろいろな不具合やエネルギーの増加を引き起こします。
今回の8月22日、23日でのイベントではこれらの付帯設備に対して当社がどのようなメンテナンスを行っているか、また、どのような方法で機器の寿命を延ばしているかをご紹介させて頂きます。
“LOHAS”な考え方の原点は当社の原点の考え方の1つである“もったいある”の考え方と全く同じだと思っています。スマートファクトリー4周年イベントではこのような考え方を中心とした展示に力を入れています。
次回は照明に対して“LOHAS”な考え方をご紹介させて頂きます。
2014年05月25日
みなさんこんにちは。
「エアー設備の圧力損失について考える」の最終回です。
今回は当社に対して質問の多い、エアー供給に関しての“配管接続”と“ホース接続”のどちらが良いか?を圧力損失の観点からみていきたいと思います。
結論から先に申し上げますと、当社ではこの問い合わせに関しては“どちらもOKです”とお答えしていますが、豊安工業は配管施工を主の仕事としていますので、できれば配管施工を優先的に検討して頂けると嬉しいです。
さて、今回もスマートファクトリーショールームでの実験装置を使用して圧力損失を測定してみました。
今回の比較は機器周辺へのエアー供給という設定にしましたので、機器周辺の接続方法にてよく用いられる配管サイズとホースを比較しました。
また内径10φ及び12Φが一般的なのは前回のテーマで紹介したカプラーを使用する際、カプラーに接続できるホース径がこのサイズが多いという理由から3種類で比較実験を行いました。
実験結果の数値から判断すると配管施工の方が損失が低いのが歴然です。
しかしながら、これはあくまでよく使用されているサイズでの比較となるからです。
ここで1つ注意するのが実は、内径が一緒であった場合の摩擦損失はホースの方が低いということです。機器接続はカプラーを使用して行うケースが多いですが、カプラー接続を限定しない、例えばホースニップルなどでの接続であれば損失が少なく低コストで施工ができる場合があるという事です。冒頭で配管施工、ホース施工どちらもOKと言ったのはこういう事です。
配管施工、ホース施工どちらにもメリット、デメリットが存在します。また、圧力損失は流量によっても大きく影響を受けます。ぜひこのような選定でお困りになりましたら、弊社担当者にご相談ください。
コンプレッサーの最終的な省エネは吐出圧力の低圧化だと考えています。低圧化を行うためには今回のテーマのような場所での圧力損失が存在します。ぜひできるところから順番に対策を施して吐出圧力の低圧化に繋げて頂ければと思います。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
この技術コーナーの実測、検証の場としても使用している弊社のスマートファクトリーショールームは来る8月に4周年を迎え、今年も周年感謝祭を行う計画を進めております。詳細は決定次第、順次ご案内させていただく予定ですが、
つきましては、来月のこの技術コーナーにおきましても4周年祭で使用する展示品を順番にご紹介したいと思っております。次回もお楽しみに。
2014年04月25日
皆さんこんにちは。
今回は「エアー設備の圧力損失について考える」の2回目となります。
今回はエアー使用設備で多く用いられているバルブとカプラーを対象にしての内容となります。
管内を流れる流体の特徴は、当たり前の話ですが、“圧力損失”が発生する事です。これはエアーに限らずどの流体でも同じ事となりますが、今回はバルブと製造機器周辺でよく見かけるカプラーに焦点をあててお話していきます。弊社のショールームで以下のような設備を制作して実験してみました。
この実験設備ですが、ショールームにて7月(予定)までは展示してありますので、近くにお出かけの際はぜひショールーム見学と合わせてご覧ください。
エアー設備に使用できるバルブは様々なバルブが適用できますが、以前は玉形弁が主流で、近年では、
(1) 操作がしやすい(90°の操作で全開、全閉)
(2) 安価である。
(3) 損失が少ない
という理由からボールバルブを採用している場合が多いです。
バルブの構造上ボールバルブと比較して玉形弁の方が損失が大きい事はご存知の方が多いと思われますが、ここで質問があります。
皆様のお使いのボールバルブの“ボア”のタイプはどのタイプになりますか?
一言でボールバルブといってもボアの形状によって損失が変わってきます。
コンプレッサーから実際使用する機械までたくさんのバルブを経由しますのでできるだけ損失の小さいバルブを使用するのが大切になってきます。
続いてはカプラーです。機器周辺で非常に多く用いられているカプラーですが、便利な反面圧力損失が大きいのが特徴となります。この問題となっている圧力損失の少ないカプラーの紹介となります。
今回は実験値をご紹介させて頂きました。1つずつの損失はそこまで大きくはありませんが、どこの工場に伺ってもこのカプラーとバルブはたくさん使用されています。この小さな損失の改善の積み重ねが最終的に吐出圧力の低圧化による大きな省エネ効果につながると当社では考えております。
次回は「圧力損失について考える」の最終回となりますので、我々が工場担当者様によく質問されます
“配管施工とホース施工どっちがいいの?”に注目してお話します。

HIC豊安工業株式会社のブログです。